サムネールにフレームを追加

ギャラリーウインドウ内で、サムネールにフレームをつけてサムネールを目立たせて表示することができます。 Portfolioにはサンプルフレームがいくつか用意されておりますし、独自のフレームをデザインすることもできます。

ビットマップ画像(PICTやBMP)ならどのようなものでもフレームとして使用することができます。独自のフレームを作成して、システムのクリップボードにコピーし、「フレームの編集」ダイアログボックスにペーストしてから「ギャラリーウインドウのカスタマイズ」ダイアログボックス内の「サムネール表示」タブか「レコード表示」タブ内でそのフレームを選択するだけです。

ギャラリーウインドウ内のすべてのサムネールが、選択したフレームとともに表示されます。 ギャラリーウインドウの保存機能を使用すると、フレームの設定をいろいろと変えたギャラリーウインドウを保存することができます。

ヒント: Extensis PhotoToolsを使用すると、美しいフレームを簡単に作成することができます。PhotoToolsはPhotoshopプラグイン集で、カスタムシャドウ、ドロップシャドウ、エンボス、グローなどのいろいろなエフェクトを作成することができます。 PhotoToolsのデモバージョンがExtensis CD-ROMに入っていますので、ぜひ一度お試しください。

フレームを追加する際は、フレームを適用するサムネールサイズを指定します。 サムネールにフレームをつけると、元のサムネールより25%大きくなるため、使用しようとしているサムネールサイズより25%大きく指定してください。 フレームがそれよりも大きい場合は、適当なサイズに縮小されます。 小さすぎる場合は、サムネールによっては隠れてしまうことがありますが、アイテムがアイコンで表示された場合などは、表示されるかもしれません。

サムネールフレームを選択する方法

  1. 「表示」メニューから「ギャラリーウインドウのカスタマイズ...」を選択、またはcommand+D(Macintosh)かCtrl+D(Windows)を押します。または「ギャラリーウインドウのカスタマイズ」ボタンをクリックします。

  2. 「サムネール表示」タブまたは「レコード表示」タブをクリックして選択します。

    リスト表示では、フレームは使用できません。

  3. 「フレーム」ポップアップメニューから、サムネールフレームを選択します。

  1. 「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じると、ギャラリーウインドウ内のアイテムにフレームが適用されます。

カタログにサムネールフレームを追加する方法

  1. 画像編集アプリケーションから、フレームをシステムのクリップボードにコピーします。

  2. Portfolioの「表示」メニューから「ギャラリーウインドウのカスタマイズ...」を選択、またはcommand+D(Macintosh)かCtrl+D(Windows)を押します。またはツールバーの「ギャラリーウインドウのカスタマイズ」ボタン をクリックします。

  3. 「サムネール表示」タブまたは「レコード表示」タブをクリックして選択します。

    リスト表示では、フレームは使用できません。

  4. 「フレーム」ポップアップメニューから「編集...」を選択します。

    「フレーム」ダイアログボックスが表示されます。

  5. 「新規...」をクリックし、フレーム名を入力します。

  6. フレームを追加するサムネールサイズを選択します。

サムネールのサイズ

フレームのサイズ

32×32

40×40

64×64

80×80

112×112

140×140

256×256

320×320

  1. 「ペースト」をクリックすると選択されたサイズのフレームボックスにペーストされます。 作業が終了したら、「保存」をクリックします。

    各サムネールサイズに、同じフレームをペーストすることも、異なるフレームをペーストすることもできます。

  2. 作業が終了したら、「ギャラリーウインドウのカスタマイズ」ダイアログボックスで「OK」ボタンをクリックします。

 

フレームの操作/フレーム透明度

フレームの画像は、サムネールの背後に表示されます。 つまり、サムネールやアイコンはいつでもフレームの画像と重なって、元のサイズと方向で全体が表示されているということです。

選択されたフレームの画像の中心のピクセルが、指定の透明色として設定されます。これにより、透明マスクのように機能するフレームを作成して、フレームの特定の範囲に背景色を表示させることができます。 フレームの画像の透明色が表示される部分では、背景色が透過して表示されます。 そのため、画像の中央と同じ色に塗った部分をフレームの画像の透明範囲として指定することができます。

透明色は、常にフレームの画像の中央のピクセルを使用して設定されます。これはフレームに透明部分を作成してもしなくても同じです。 例えば、 黒いフレームのついた白いボックスのフレームの画像があり、ギャラリーウインドウの背景色は青だとします。 フレームの画像の中央のピクセルは白なので、透明色は白に設定されます。 サムネールがフレームの画像の白い範囲をすべて覆っている場合、青い背景色は見えません。 フレームの画像の白い範囲がすべて覆われているわけではない場合は、青が少し見えるでしょう。 これは、希望通りではないかもしれません。 この問題を解決し、透明度を気にせずに背景色を変更するには、フレーム画像のどこにもない色をフレーム画像の中心に追加するとよいでしょう(4×4ピクセルの四角を推奨)。

フレームの画像の透明色を設定する方法

  1. フレームの画像で使用されていない色を選択します。

    これが指定の透明色となります。

  1. 画像の中心の4×4ピクセル範囲を手順1で選択した透明色と同じ色で塗ります。

 

中心のピクセルが透明色を決定

    これより大きな範囲を透明(マスク)色で塗ることもできますが、4×4ピクセルの範囲は十分な大きさで、アイテムサムネールまたはアイコンで隠すこともできる大きさです。

  1. 透明色を使用して、マスクする範囲を塗ります。

    フレームの画像上で透明色と同じ色で塗られた部分はすべて透明になり、ギャラリーウインドウの背景色が透過して表示されます。

    注意: サムネール(およびアイコン)は透明にすることはできません。 サムネールとアイコンはフレームの画像の上に表示され、フレームが透明であろうとなかろうと、その部分ではフレームの画像を覆ってしまうからです。

  1. フレームの画像をコピーして「フレームの編集」ダイアログボックス内にペーストします。

 

次のページも参照してください。

サムネールフレームの編集

フレームの透明度